【緑色以外】アマガエルの色は何色に変わる?なぜ?カエルの体の色は変化する?

【緑色以外】アマガエルの色は何色に変わる?なぜ?カエルの体の色は変化する?学ぶ

子供にカエルの色は何色?と聞くと、緑色と答えますよね。でも、普通のアマガエルなのに緑以外の色を見たことがあるかと思います

今回は『カエルの体は何色に変わる?』というアマガエルの体の仕組みと色の種類を紹介します。子供が、珍しい色のカエルに興味を持ったり、飼育する環境や自分好みの色にしたい時に活用してください

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カエルの色は何色に変わる?なぜ?カエルの色が変化する理由!

カエルの体の色は、周囲の環境に近い色になり、緑色という訳ではありません。自然界に住むアマガエルは、天敵に鳥や蛇が存在し、じっとしている時に保護色になることでとらえられることなく、隠れて暮らしています

カエルの色が緑から変化する理由とは?カエルの体の色が変わる仕組み

カエルと近い環境に生息するカマキリは、茶色と緑がいますが、昆虫は『脱皮』をしながら体の色が変化します。しかし、アマガエルは脱皮ではなく、その時にいる場所によって色が変わる仕組みをしており、緑以外の色になっても、草むらへ行くと緑色に戻ります

緑色以外:カエルの色が『灰色のような雲柄の模様』に変化した!

草むらや葉っぱの上なら、基本的にアマガエルは緑色をしています。しかし、条件が変わると葉っぱの上であっても色が変わります。

葉っぱの上にいたアマガエルが、隣の南天の木に移動しました。しばらく放置すると『30分~1時間程度』で色が、雲のような色に緑の斑点がある模様の柄に色が変化しました

カエルの色が変わる理由:保護色になり天敵から身を守る為

灰色や白っぽいものが見当たらず、なぜ、カエルの色が変わったのか。よく付近を見ると『カエルの後ろに、南天の木の実(白っぽい色)』があり、カエルの色が変わりました

確かに、上記の色なら鳥に発見されにくく、保護色になっていますよね。では、一体、どうやってカエルは自分の体の色を変えているでしょうか。

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カエルの色が変わる仕組みとは?視覚情報と皮膚の素胞!

カエルの色がどのような仕組みで色が変わるかという内容は、完全に解明がされていません。現在の有力説は、カエルが目で見た色を色覚情報から、皮膚の中にある黄色素胞、虹色素胞、黒色素胞を活用して光を吸収、もしくは、反射させて色を変えているとされます

今回、目撃した緑から『雲色っぽい模様になったアマガエル』は、目線の方角でなく、斜め後ろの位置にあった『南天の実』に反応して色が変わったと思われます

カエルの後ろにあった物の色になるのが、不思議と思いがちですが『カエルの目は約330度を見る事ができる』とされ、斜め後ろにあった南天の実を視覚情報で得る事ができていたと考えられます

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カエルの色の変化の種類は?何色のアマガエルに変わる?

現状、カエルが色が変化する方法とはシンプルに『自身の近くにある物の色』を参考にして変化するという認識で良いかと思われます

緑色以外:カエルの色の種類:灰色(緑×灰色の水玉模様)

南天の木と灰色と緑色の水玉模様なら、下地に灰色のコンクリートや石でも同じように色の変化があるようです

緑色以外:カエルの色の種類:灰色(コンクリートの上:30分~60分)

長い時間、30分から60分くらい石やコンクリートの上にアマガエルがいると、もっと灰色に近くなります

緑色以外:カエルの色の種類:黒色×灰色(木の上)

茶色と黒が混ざった木の上なら、灰色×黒色の模様のような色にアマガエルの色が変化します。中堅都市なら、家の外壁が灰色や黒だと、同じような色になりますよね

【緑色以外】アマガエルの色は何色に変わる?なぜ?カエルの体の色は変化する?

さて、今回は『アマガエルの色は何色に変わる?』という内容を原理原則を含めて解説しました

現状、明確に解明されてませんが、カエルは真後ろ以外にある物の色なら、灰色、黒、緑色を使い分けて生活をしています。30分~60分の短時間で色が変化しますので、子供の自由研究にもピッタリな内容です

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